知ることでできることがある。ここにも一つ家族をみつける場所がある

Naoko Unno

・本人
・犬1匹( アユンギ )

私はホームページの写真で一目惚れしてしまい、譲渡会で自分の一目惚れが正しかったと確信、何の迷いもなく家族になってほしいと思いました。
犬も人も同じだと思います。家族になるのですから「恋」と同じように、雷に打たれたように「この犬と暮らしたい!」と言う何かがあると思います。それを見極めてほしい。「かわいい」「かわいそう」を越えた自分の心の中の強い思いに耳をすませてほしいと思います。

ある程度の年になった犬は、それまでの歴史がわかりません。とにかく、じっくりと生活に慣れる事に時間を費やした方がいいと思います。あちこち連れ回すのではなく、基本の生活環境に慣らしてあげて、安心させる事が大切でしょう。とにかく家が安心。飼い主は留守をしても必ず帰って来るのだと分かるように信頼関係を築くことを最優先させた方がいいと思います。

子供時代、拾って来た犬がいつも家にいました。
雑種で外犬と言う典型的な昔の犬の飼い方でしたが、私はいつも外で犬と遊び、母が「ごはんよー」と呼ぶと犬小屋からまず犬が出て来て、それから私が出て来る、そのくらいに犬まみれの幼少期を過ごしました。
飼っていた犬の避妊手術をしたときに回復まで兄の部屋に寝ていたのが羨ましくて、布団を持って行って一緒に寝させてもらった記憶がずっと強く残って、いつかは自分の犬を家の中で飼いたいと思っていました。
 
【ピッコイ】
  ラブラドールレトリバー イエロー ♀ 1998年3月5日生まれ - 2012年10月23日永眠(14歳7ヶ月)
  1998年1月に友人が飼っている黒ラブのお腹が大きい事に気付き、お腹の子を予約。
  3月5日に誕生、4月末に貰い受けました。
  私が自分の意志で飼った最初の犬、ピッコイ。当時は結婚していて夫婦とピッコイの生活。
  海へ山へアクティブに連れて行きました。
  離婚後、ピッコイとの二人暮らしとなった後も変わらずアクティブにピッコイとスキーにキャンプに出かけました。
  ピッコイの晩年、保護犬の預かりをしている散歩仲間が引き取ったキュウちゃんと言う犬とピッコイが仲良しに
  なったことで、保護犬の里親になる選択肢を意識しました。
  ピッコイが昇天してすぐに、KDPのホームページの里親募集の写真を見て、アユンギ(当時はベルリーナ)と運命
  の出会い。
 
【アユンギ】
  ラブラドールMIX ♀ 2012年10月、KDPにより神奈川県動物保護センターから保護引き出し。
  年齢は推定11才。2012年11月23日私の家族となりました。

名前:アユンギ
性別:
推定年齢:2014年5月現在11歳
種別:ラブラドールミックス

先代犬ピッコイの晩年、保護犬の預かりをしている散歩仲間が引き取ったキュウちゃんと言う犬とピッコイが仲良しになったことで、保護犬の里親になる選択肢を意識しました。
ピッコイが昇天してすぐに、KDPのホームページの里親募集の写真を見て、アユンギ(当時はベルリーナ)と運命の出会いをしたわけです。

アユンギは車に乗るのがあまり好きじゃありません。ですから連れ回すと言う事をしませんが、お留守番がまったく苦にならないので助かります。家でゆっくりしていることが一番なのだと分かって、とても気が楽になりました。
泳ぐ事も好きではありません。スタンドアップバドルボードに乗せたときはブルブル震えて歯をガチガチ鳴らし息はハアハアで、とても水遊びは無理だと分かりました。でも、私が友だちの犬と一緒に海に出ても焼きもちを焼かないのです。
私はここでゆっくりしてるから、あなたは遊んで来て、的なアユンギはいい相棒です。
耳が聞こえないことも幸いしているのか、よく寝ます。そしてそのせいなのか、全く吠えません。
決して喧嘩を買う事がない。穏やかな犬です。どんなに理不尽に吠えられても、噛み付かれそうになっても、決してやり返さない、「負けるが勝ち」を心得ています。さながらガンディーのような非暴力主義に教えられる私です。

ラブラドールミックスなのだからがつがつ食べるんだろうと思ったら大間違い。ご飯を食べてくれないことが多くて困ります。手を替え品を替え、あれこれ工夫して、今日は食べてくれたと思っても3日後はちっとも食べてくれなかったり、、、気に入らないと一旦口に入れた物をばらばらとばらまいたり、、、ラブラドールの食いしん坊さに慣れていた私には「ありえなーい」と言う感じです。
しかし、運動量も少ないし、筋肉もあまりないアユンギ、食が細くても仕方ない、食べなくてもいちいち気にしないことにしました。
また、中年だと思っていたのが、迎えてから獣医さんに行ってみたら、10歳越えているのが確実と分かったアユンギ、以前あまり散歩をしていなかったと見えて後ろ足が弱って来ています。アウトドア仕様のしっかりしたハーネスを後ろ足の補強のために使っています。階段を抱っこして下りていましたが、20kgの体重は飼い主の腰への負担が大きく、このハーネスは大変に重宝しています。
これもそれも、老犬の介護を経験したから慌てず騒がず対応出来るのだと思います。
老犬を見送った方にとって、また老犬の介護や看取りをしたくないと言う思いもあるでしょう。
しかし、老犬にはたまらない魅力があります。耳が聞こえない犬は穏やかです。アユンギとゆっくり歩いていると色々な人がにっこり笑って「お年ですか?」と声をかけてくれます。子供達が興味を示して触りたそうにしたときに「この子は大人しいから、どうぞ撫でてね」と言えます。アユンギを通して、どれほどの心の通う会話があった事でしょうか。
保護犬を迎えると言う事、老犬を迎えると言う事は、たくさんの幸せな事を迎える事だと私は感じています。

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