知ることでできることがある。ここにも一つ家族をみつける場所がある

Kazuko Tamura

・老夫婦(70代)
・息子
・犬3頭(マフィン、栗子、デナリ)
・猫2匹

どの犬も皆同じ、みんないい子(犬)です。
たくさん愛してあげて下さい。

生活の変化で悲しみと、恐怖で心が沈んでいるかもしれません。
「最後に愛は勝つ」です。
その子(犬)があなたに心を開いてくれた時、あなたしか経験できない楽しい犬との生活がはじまります。

幼少期に犬、猫、うさぎ等と過ごした楽しい思い出がありました。
転勤族であった為、しばらく動物は飼えませんでしたが、定住して28年間、猫15匹、犬7頭と人生を共にし現在も続いています。
 
シベリアンハスキーのソニア(母)レオ(息子)インデァナ(娘)、子犬から育てた3頭との想いでは語りつくせない。
 
インデァナの死から半年後、ブラウニーが我が家にやって来た。
ガリガリにやせた黒ラブ君、ご近所の庭先に迷い込んで助けを求めていました。
警察、保健所、動物愛護センターに問い合わせたが該当するものがなく、大型犬に慣れた私たちが飼う事にしました。
彼は5才位、まだ子どもっぽさも残っていて、当初は引きが強く、チェーンの首輪を使用して引き癖を直しました。
ブラウニーはとてもやさしい犬で、人間の友達、犬の友達、猫も友達、沢山の友達に慕われ、7年間楽しい毎日を私たちにプレゼントしてくれました。
死期を感じた一週間、どの犬もそうであった様に、凛としてその時を迎えていました。
ハウスとしていた長いすに横たわって静かに息を引き取りました。
ブラウニーの健在の頃から、K.D.P(神奈川ドックプロテクション)の里親になる想いを話しました。
彼(ブラウニー)は、きっと喜んで同意してくれたように思いました。
結果K.D.Pから3頭譲渡して頂きました。

名前:マフィン
性別:
推定年齢:2014年10月現在7~8歳
種別:薩摩ビーグル

ブラウニーとの約束です。
ブラウニーの死後、一ヶ月過ぎないうちに、マフィンは、K.D.P(神奈川ドックプロテクション)から我が家にやってきました。
私自身の年齢も考え、少し小さめの老犬にしようと、K.D.Pの譲渡会に参加して、マフィンに出会ったのです。
やせていて小さく見えましたけど、芯の強そうな可愛い子でした。
マフィンは、ブラウニーが逢わせてくれたような気がします。

自慢話はあっても苦労話はないのです。
5ヶ月間保護センターにいたので、きっと心が荒れているだろうと覚悟していました。
フレンドリーではないので、他の犬との接触は避けました。
とてもしつけの行き届いた良い子です。
良い意味での大人の犬です。
よほどお家がほしかったのでしょう、散歩から帰ると一目散に故ブラウニーがいつも座っていた椅子に、今ではマフィンが飛び乗ります。
番犬はしますが、無駄吠えはしません。
吠える声は飛び上がるほど怖いです。
黒い色や猫が苦手のようです、男の人もあまり好きではないようです。(きっと、嫌な思い出があるのかもしれません)

K.D.Pからやってきた頃はやせていたので、小さいめの犬でしたが、私の茶飲み友達になってからは、薩摩ビーグルなので、ビーグルよりは大きめな犬になってしまいました。
私の欠点は、犬の食欲に負けてしまうこと。
以前のマフィンはカフェに入ってもテーブルの下でおとなしく待っている犬でしたが、今では、「ねぇねぇお母さん一人で何を食べてるの?ボクにもちょうだい!!」と手でおねだりするようになってしまった事、太らせない様に食事に苦労しておりますが、もうすでに太りすぎです。

 


名前:栗子
性別:
推定年齢:2014年10月現在12歳くらい
種別:柴犬

マフィンが家族になって一ヶ月目のK.D.P譲渡会場に、マフィンはいい子で元気にしているよと、お世話になったスタッフの皆さんに会いに連れて行きました。
そこで、栗子ちゃんを見てしまったのです。
手術後でやせて体力がなかったので、とてもつらそうでした。
残り少ない犬生をのんびり過ごさせてあげたいと里親になることを決めました。
マフィンとは同じ境遇を知っているのか、すぐに仲良くなりました。
 
子宮蓄膿症のまま捨てられたこと、尾が半分から切断されている事、脚の毛が皮膚病のため半分以上ない事、目は老犬の為白内障、なぜか一度も声を出してワンワンと吠えたことがない事など、彼女の犬生もつらい事が多かったように思います。

一人でちゃんと庭に出ておしっこしてくるといった手がかからない子です。
私にとって栗子は小さな犬、雨の日のお散歩にオレンジ色のレインコートを着せました。
とても可愛いので、少しの雨だとマフィンにブルーのレインコートを着せ、栗子にオレンジのレインコートを着せて一時期お散歩を楽しみました。
いつの間にか、私の空きのお布団が栗子のハウスになりました。
今はほとんど一日中寝ています。老・老介護中です。

今は足が弱く歩くのが大変そうです。
目も白内障であまり見えていない様なので、おしっこやうんちの場所がわからずチョット困った事になっていますが、高齢者だから仕方ありませんね。

 


名前:デナリ
性別:
推定年齢:2014年10月現在3~4歳
種別:アメリカン・フォックスハウンド

娘がアイパットのタブレットを買ってくれましたが、機器に弱い私は娘の入力してくれたK.D.Pのアプリしかみる事が出来ません。
K.D.Pの里親募集の沢山の犬の中で「大きな目をした不安げに写っているミケちゃん」をみてしまったのです。
フランス映画「禁じられた遊び」のラストシーンの様な。
おもわず「ママはここだよ」とさけんでしまいました。
ミケちゃんはまだ幼さの残っている3~4才位のアメリカン・フォクスハウンドでした。
茶・白・黒の柄でミケちゃんと呼ばれていました。

ガリガリにやせていて、立っていねむりをするほど臆病で優しい子です。
お散歩もあまりした事がない様でした。
マフィン兄さんは、彼にやさしく、ミケちゃんはマフィンのまねをして育って行きましたので、あまり苦労を感じたことはありませんでした。
ミケちゃんの名前を考えるにあたり、チョコレート、ブラウニー、焼菓子のマフィン、栗かのこの栗子、そして、その次は大好きなモンブランとお菓子つながりでいこうかと思いましたが、モンブラン変更、デナリにしました。
アメリカのマッキンレー山の事、イヌイット語で「崇高ならきらきらと輝やいた」という意味だそうです。
彼の2年後の今、ファッション雑誌にのせてもおかしくない位、美しいアメリカン・フォックスハウンドになりました。
先日、散歩中、知らない人から「立派な犬をお育てですね」と声をかけられてしまいました。
私は「エエ、立派で優しい犬たちです」と答えました。
そして「これは皆、いらないと捨てられてしまった保護犬です」と。


Copyright © 2018 tunagu つなぐ, All Rights Reserved.